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ヘアダイに含まれる酸化染料

パラフェニレンジアミンや、フェニレンジアミンやアミノフェノール。 こういう長ったらしいカタカナを読んで、すぐにピンとくる方はほとんどいないと思います。

実はこれらは、ヘアダイに含まれる酸化染料なのです。 ヘアダイ、つまり永久染毛剤はカラースプレーなどと違って、髪がきっちり染まり2~3ヶ月と長持ちするのですが、それはこの酸化染料のおかげです。

髪が染まるのは、酸化染料が髪の内側で2つの働きをしているためです。 一つは、髪の中にあるメラニン色素を脱色させます。皆さんの髪が黒いのは、このメラニン色素のおかげです。このメラニンの脱色で髪から黒色を抜いて、次に酸化染料を酸化させることで、お好みの色を髪に付けることができます。いわゆる、おしゃれ染めができるのもこの酸化染料のおかげです。

好きな色にきっちり染められ、しかも長持ち。酸化染料はいいことだらけのように見えますが、もちろん問題もあります。 一番の問題は、やはりカラダに悪いことです。

酸化染料の一つ、パラフェニレンジアミンはアレルギー反応、特にアナフィラキシーショックを引き起こすことで知られています。抵抗力のない子供への悪影響はさらにひどくて、パラフェニレンジアミンを含むヘアダイが皮膚から吸収されてしまい、呼吸困難になるなどの症状が海外の事例で報告されています。

同じく酸化染料の、フェニレンジアミンやアミノフェノールは発がん性を強く疑われている物質です。つまり、これらの酸化染料を含むヘアダイ(白髪染め)を使い続けることで、ガンが発症する確率が高くなることも十分に起こり得ます。

その他人体への影響については次ページで詳しく説明しますが、酸化染料は有害な物質であり、永久染毛剤を使い続けることは人体に悪影響を与えます。

こういう風に書くと、「確かに上で書いた酸化染料は有害かもしれないけど、そんな有害物質を使っているヘアダイはごく一部なのでしょ?」と考える人もいるかもしれません。 実はそうではなく、永久脱毛剤のほぼ全ての商品で上に挙げた酸化染料が使われています。 というよりも、この酸化染料を使わないことには、ヘアダイ(永久染毛剤)の染めるチカラを得られないからです。

昔、厚生省では皮膚障害を引き起こす可能性のある物質を表示するよう義務づけていました。 これを、旧表示指定成分といいます。つまり、お役所が認めた有害成分ってことです。 ヘアダイには、なんとこの旧表示指定成分が18~28種類も配合されています。

これだけ見ても、いかに永久染毛剤が危険な商品かが分かると思います(現在では、旧表示指定成分に限らず、全成分の表示が義務付けられています)。

<関連サイト> 図解で知ろう、染毛剤